こんにちは!(^^)!
お家時間を想定しながらモデルハウスで日々仕事しております。
分譲地に新築やお客様の建替えで間取りを考える機会は多いのですが、
私が新人だった30年前と今では間取りの傾向は結構変わってきました。
時々、古いお家を訪問する機会がありますが、私の年代では懐かしいと思う家だったりします。
(昔は多かった間取りの例)
このような感じで玄関を入ると応接間としての和室があり建物中央の階段でDKと区切られている
間取りは昔はよく見ました。
DKも対面型でなく壁付けのオープンキッチンですね。
トイレは洗面から入るスタイルだったり、洗濯機はバルコニーに置くスタイルです。
(昔は多かった間取りの例2)
このように和室二間続きで広縁のある間取りもよく御要望がありました。
リビング内階段や対面型キッチンの概念が定着する前は上記のような間取りが住宅の
スタンダードであったように思います。
今に比べると、お客様を招き、もてなすという事が間取りの優先順位にありますね。
(最近のスタンダードな間取り例)
今は2階建て4LDKの住まいが主流で、上記のような1階に対面キッチンのLDKと和室、2階に寝室・子供部屋の3部屋という
御要望が一番多いです。子育てファミリー様の生活スタイルに合わせていくと、このような間取りが中心になっています。
対面キッチンやリビング内階段も出始めの頃は斬新で当時の保守的な方には賛否両論でしたが、
今は定着したスタイルと言えますね。
振返ると、マイホームを持つ年代の若年化や生活スタイルの変化、親子同居の減少で(二世帯住宅は一定の需要はありますが)
間取りは変わっていきました。
今も新しい概念の間取りが出来つつありますが、より家族のライフスタイルにこだわったものになってきています。
この仕事を続ける中で、多様な住まいに出会えるのが楽しみです。
(こんな二間続きの和室も今は少なくなりましたが個人的には好きな間取りのひとつです。)