こんにちは!(^^)!
最近、写真を整理しており、昔の写真もありましたので
懐かしさもあり、ちょっと御紹介します。
竹弘鉄建がテクノストラクチャーの施工認定店になったのは2010年。
2011年に第1号モデルハウスを八尾市東弓削に建てました。
当時ははアバンセという住宅シリーズがあり、メーターモジュール設計の
ゆとりある間取りとを御提案しておりました。
耐震等級3を重視しておすすめする会社は少なく、
災害に備える住まいという考え方は私達が先駆けだったと思います。
オーソドックスな4LDKで、今、内観を見ると、当時はこんな
色使いや造作が多かったなとも思います。
細かい話ですが室内の壁と天井の突合せ部分に貼る「廻り縁」(まわりぶち)
は2010年代で採用が少なくなり、今ではほとんどのお家で無しが主流です。
無い仕上げの室内は壁と天井の境目が曖昧で広がり感が拡大し、シンプルモダンな
イメージにつながる事で人気です。
廻り縁のある仕上げはメリハリのある室内感で床材や巾木の色とのバランスで
見映えが出ます。巾木や廻り縁にもデザインがあり、昔の邸宅ではこういった
部分からも高級感につなげていました。
余談ですが壁紙の継ぎ目は乾燥や収縮により開く事がありますし、壁と天井で壁紙の色柄を
変える時等は組み合わせにより合わせ目がちぐはぐに見えたり難しい場合がありますが、
廻り縁がある事できれいにおさまります。
いつかまた時代の流行りでめぐってくるかもしれませんね。
(寄棟屋根のツートンデザイン。安定感のある外観です。 今はキューブ型や片流れが多いですが、
当時はこんな外観がよく採用されました)
(LDKの様子。メープル系の明るい色目もよく採用されました)
(壁と天井の境目に付ける廻り縁。メリハリのある室内になります
フラット対面で上部に吊戸棚の無いキッチンはこの頃から人気が高まってきました)