こんにちは!(^^)!
先日、2025年度に補助制度の拡充を行うことが国より発表されR6年度補正予算に盛り込まれておりましたが、11月29日閣議決定されました。
国交省HPに掲載がありますので、少しお知らせ致します。





この発表が出て弊社でも今の標準仕様でどこまで対応出来るか、何を変更していく事で要件を
クリア出来るか検討を始めています。
子育て世帯対象の長期優良住宅、ZEH水準住宅は標準仕様で対応しています。
すべての世帯を対象としたGX志向型住宅の補助額が一番金額が多く目指していきたい所ですが、
ここにかんしてはハードルもあります。
GX志向型住宅の要件にある要件ですが、
①は断熱材の仕様を変えていく事で比較的対応が出来そうです。
③も太陽光発電の設置でクリアしていきます。
②の一次エネルギー消費量の削減率35%以上が課題です。
省エネ性能のランクです。
省エネ性能と1次エネルギー消費量削減率
ZEH住宅では1次エネルギー消費量削減率は20%、ZEH+でも25%が基準になっており、
35%はかなりハイレベルな基準となります。
ここに進むには断熱性能を上げて更に高効率エアコンを各居室に設定したり、大きな窓はトリプルガラス
を使う、全ての水栓を節水型水栓に変更等が必要です。
また、間取りが大きく影響するのですが、計算を成立させる為には広いLDKや大きな窓は不利に働きます。
このような事からGX型住宅にしやすいプラン、不向きなプランと傾向が出てきますので
設計には注意が必要です。
世の中にZEH住宅が出てきた時も同じような状況で、従来の住まいづくりから変更していく事に少し戸惑う
事もありましたが、今ではZEHは標準的な住宅になってきています。
対応していくのにコストや施工の課題がありますが前向きに取り組んで、より良い住まいづくりに
していきたいと思います。