羽曳野市 L社 社屋新築工事 2022.06.15

完成しました② 最終回

前回の投稿から久しぶりとなってしまいました

今回は最終回ということで、まだお見せできていない部分を公開します


2階に上がると天井高3.8mの大空間です

奥に見えるのは、ボルダリングのホールドが取り付けられています

実際に上ることもできます

中央にある壁、この壁にデスクをくっつけて配置します

部屋の真ん中ですが前方の目線を遮ることで仕事に集中することが

出来るでしょう

壁の向こう側には収納量がかなりある可動棚があります

こちらは天井高が少し低くなっております

ただ、とても明るい空間です

こちらも天井スピーカーがあります


次は 2階の水廻り

トイレです

木目の通ったクロスを天井から奥の壁につなげました

いいアクセントになっています

もちろん 2階にも手洗いスペースがあります

手洗カウンターの下は可動棚があり、小物が置けます


最後は外部です

外壁はガルバリウム鋼板のサイディングを縦に張りました

サイディングだと通常は長さ3m程度となり途中に継ぎ目が出来ます

こちらは、約6mの長さで製作し継ぎ目が出来ない様にしております

さらに、1階開口部横の壁はジョリパット仕上なのですが、

水墨仕上げ、本当に墨を混ぜて塗っております


ご紹介はここまでです、こちらの社屋新築工事でも多くの初の試みがありました


お施主様のこだわり、やったことの無い事、新しい事に挑戦することを

これからも楽しみにしております



羽曳野市 L社 社屋新築工事 2022.05.24

完成しました その①

長らく更新しませんでしたが、先日、カメラマン撮影の写真が出来ましたので紹介します

タイトルにありますように、その①があるということはまだ次回も続きがあります

紹介するところが沢山あります


まずは、エントランス

入口のドアを入ると商談スペースまでフロアタイルの床が続いています

反対側です、玄関を入ってすぐに手洗が出来るスペースがあります

その奥が商談スペースとなっております

商談スペースから奥に進むと作業スペースがあります

左手に見えるのはアカシアの板で製作したペグボードです

ペグボードとは、等間隔で穴が開いた板のことです

御施主様自作のペグボードは重量物も吊るしたり、棚板を取り付けたりできるように

ナットを仕込むという手の込んだ作りとなっています

こちらは反対側です

収納が多くとられています

真ん中のグレーのドアの向こうは

トイレになっています

こちらの床はフロアタイル、奥の壁はダイノックシートと

質感にこだわっています

それらを間接的に照らすことでよりゴージャスな感じです

社屋ですが、ミニキッチンではなくコンパクトなシステムキッチンです

収納が引出しとなっており、使いやすいです

今回最後の写真です

建物裏は植栽のスペース、ウッドデッキがあります

先程の作業スペース、さらに商談スペースからも眺めることができます

風通しも抜群です


まだ紹介したいところがありますので次回は近日に更新します

お楽しみに・・・

羽曳野市 L社 社屋新築工事 2022.03.20

内装が仕上がってきました

内装が仕上がってきました、さらに照明器具も設置されました

今回はその様子を紹介したいと思います

3.8mの天井には木目のクロスを貼りました

事務室なのですが、部屋の全長が9.7mもあるので木目が長く通り

かっこよく仕上がっています

天井にある黒くて丸いもの、スピーカーです

反対側です

こちらは壁にアカシアを張っており天井と合いますね

照明器具もこだわっており、木目に沿っていい感じです

部屋の中にある壁

こちらにはデスクを置きます、その奥には可動棚を設置し、資料スペースとして利用できます

部屋の真ん中で開放感もあり、奥の資料なども目線を上げると確認できます

こちらは事務室のある2階トイレです

奥の壁と天井のクロスがつながっており、こちらもかっこよく仕上がっています


完成までもう少しとなりました、次回も見所が沢山あります


お楽しみにしてください

羽曳野市 L社 社屋新築工事 2022.02.22

造作工事が進んでいます

お久しぶりとなりましたが、最近の進捗状況をご紹介します

ここ最近は内部の造作工事が進んでおります

その中でも普通と違う部分をお見せします

先ずは、階段です

一見、何の変哲もないようにみえますが、実は

踏面(足が乗る板)の奥行が290mmもあります

通常は240mm程度ですが、とても緩やかになります

また、さらに階段の幅が約1mもあります

これだけ緩やかで広いと階段のスペースが広く必要となりますが

開放感があります

2階の天井高3.8mの部屋の真ん中には壁があります

この壁の前にデスクを置いて集中して作業ができそうですね

壁の一部の色が何か違います

こちらは完成した時のお楽しみです


今回紹介しきれなかった他にもたくさんの通常とは違った部分があります

次回以降お見せしたいと思います

羽曳野市 L社 社屋新築工事 2022.02.04

化粧梁

本日ご紹介しますのは、

”化粧梁”です


以前紹介しましたように、この建物は天井が3.8mと高くなっております

天井が高いことのメリットはとても開放的な空間となりますが

それだけではありません

頭上の空間で変化を付けることもできます

このような梁を見せる事も可能なのです

見た目の変化を付けたり、構造を現しているように見せたり

梁に照明をつけてみたりと、色々なことができます

現在、内部の造作工事が進んでいますので

次回もオリジナルの造作を紹介したいと思います



羽曳野市 L社 社屋新築工事 2022.01.18

今週の進捗です

みなさま、あけましておめでとうございます

少し遅くなりましたが


近頃のコロナ禍の為なのでしょうか、色々な物の流通が遅れたりストップしています

建築業界も影響を受けています

例えば、便器、給湯器、さらには金属の外装材や合板まで無い状況となっております


その中で何とか工事は進んでおります


今回の進捗状況は、こちらです

天井のボードが張れました

前回分をご覧の方はお気づきかもしれませんが

足場がなくなっております


なぜかといいますと、これから床貼りの施工をするためです

その為に一旦足場を撤去した様子です

足場がなくなると天井の高さ(3.8m)がよく分かります

これで、床貼りがスムーズにできそうです


ただし、床貼り後もう一度足場を組み直すのですが・・・


これから少しづつ形が見えてくるのでお楽しみに


羽曳野市 L社 社屋新築工事 2021.12.27

断熱工事

今週は断熱工事が進行中です

まずは天井の断熱からです

天井部分は、夏の屋根裏からの熱の侵入や冬の暖房された熱気が逃げやすい部分です

ということで、断熱材はロックウール155mmの厚さとしております

このように、断熱材を隙間なくつめていきます

その上さらに

気密シートで空気の流れも止めてしまいます

こうすることによって、夏の熱気の侵入、冬の温かい空気の流出を防ぎます

特に、屋根裏の下の天井は熱が移動しやすい部分ですので、しっかりと断熱しております

この後、引き続いて壁の断熱材も詰めていきますが、全体が断熱材で包まれるだけで

工事中なので暖房器具はまだないのですが、現在の冬の寒さが少し和らぎます


羽曳野市 L社 社屋新築工事 2021.12.18

今週の進捗です

建築工事には見た目的に派手な工程、地味でも大変な工程があります

今週は見た目にあまり変わっていないようで大変な工程です


先週との違いは


天井の下地ができたこと、電気の配線ができたことです

ただ、この工程がなかなか大変なのです


天井の下地は後に貼る耐火ボードの大きさを考慮して正確なピッチできっちり水平に施工します

それも高いところでです

電気の配線工事もちょっと見ただけでは電線がいろいろな場所に行き来しているだけのようですが、

用途によって配線の経路が複雑だったり、最近では LANや防犯カメラなどたくさんの機器を

接続することがあり、配線の量も多くなっています


さらに、先週も紹介しましたように天井の高さが3.8mもあり、

上の写真では高く見えませんが

足場の下はこのように人が十分歩けるぐらいの高さがあります


今週はここまでです

来週は見た目に変わっている状態を紹介できるかと思います



羽曳野市 L社 社屋新築工事 2021.12.11

建物の中にも足場

今回はいつもとは違う工程を紹介します


まずは通常の作業から

1階の天井の下地工事の様子です

天井の高さは約2.8mあります

高い天井となっております


次にいつもとは違う部分です

2階の様子です


通常、仮設の足場は建物の外周に設置しますが、

今回は、建物の中に足場を設置しています

ご覧の通り、内部に足場があります

なぜかといいますと、天井の高さが3.8mもあり、天井の作業が脚立等ではできない為です

木造の建物ではなかなか見られない光景となっております

テクノストラクチャーでは、このような天井高にも対応しながらも詳細な構造計算により

強度が保たれています

高い位置に窓があると外の明かりが奥まで届き明るく開放的な空間ができそうです


羽曳野市 L社 社屋新築工事 2021.12.04

構造補強

前回の建方から工事が進み、構造補強が進んでいます


地震の揺れに耐えるための耐力壁を施工しています

耐力壁は、筋かいまたは面材(合板等の板)を柱、はりに固定し揺れないようにする壁のことです

  

建物の外部はこちらの面材を張ります

屋内の壁は通常の構造用合板を張っています

このように、構造計算により必要な強度に合わせた面材を選択します

ただ強くすればいいのではなく、バランス、強度について詳細に計算されて地震に強い

建物が出来ます

こちらは筋かいと面材を併用した耐力壁です

こういった強度の高い壁には

土台と柱をさらに強く固定するホールダウン金物で固定します

筋違も固定する金物を使用します


これらの補強工事でこの建物ももちろん耐震等級3の強度をしっかりと確保しております


羽曳野市 L社 社屋新築工事 2021.11.20

建方工事

今日は建方工事を紹介します

今回の建物は天井を高く計画しています

1階は2.8m

2階はなんと3.8mもあります

階高が高いので作業も慎重に進めています

まずは、1階を組み立てます

1階が出来ると2階の床を貼り、足場を確保します

2階の床が貼り終えると2階の材料を吊り上げ置いていきます

次に、2階に置いた材料で2階を組み立てます

写真では、2階の上に床のようなものが見えますが

これは、床ではなく強度を確保するために貼っています

最後に屋根の下地合板を張り、完成となります

こちらは1階です、こちらは通常より約30cm高くなっております

こちらは2階です

通常より約1.4m高くなっております

なぜこんなに高いのかは完成する頃には分かります、最後のお楽しみです


このように、テクノストラクチャーでは、構造計算を実施しており

一般的な形状、高さとは違う建物でも耐震等級3の強度を確保することができます






羽曳野市 L社 社屋新築工事 2021.11.11

地盤改良工事

L社 社屋新築工事が始まりました

内外装共にとてもこだわりのあるカッコいい建物になりそうです

どんな建物になるかはこの先のお楽しみです

今回は、地盤改良工事を紹介したいと思います


地盤改良とは、建物を支える地盤が傾いたり、沈下することのないように強固にする事です

今回採用した地盤改良の方法は

柱状改良 といいます


柱状改良とは、その名の通り地中にセメントで柱を造るようなものです

このような重機で直径60センチの穴をたくさん掘り


その穴の中で大量のセメント系固化材を土と混ぜ合わせて地中に円柱上の改良体を造ります

ちょっとしか見えていませんが、このようになります、これが固まるとしっかりと建物を

支えられるようになります

この改良体は今回は30本、深さは場所によりますが、2.5m~4mあります


これで安心して長年使用できる社屋が建てられる地盤となりました