2018.12.01

時代で変わってきた事①

投稿者: 山上 和志
こんにちは!(^^)!

師走に入りましたね。忙しい月になります。

お客様のプラン考えながら時々思うことですが、

昔はよく注文のあった事が段々少なくなり、替わりに増えてきた

事が幾つかあります。

 

和室について

和室をつくりたいという御希望は今でも多いのですが、

昔は本格的な真壁和室や二間続き、欄間や縁側付きはよく

ありました。

お客様を招いたり法事や祝い事で集まる場所として、

格調高く、おもてなしをする部屋として、重要だった和室。

親戚付き合いが減り、法事も個人の家でやらなくなると、

和室は普段使われない部屋になっていきました。

家族のプライベートな部屋というよりパブリックな役割のあった和室。

和室に求められていた格式や設えの需要は随分減りました。

 

(昔はこのような和室の御希望がよく有りました)

 

でも和室が要らない訳でもなく、家族でくつろぐ和室へと変わっていきます。

リビングと直接つながる和室やオープンなタタミコーナー等が

今の住宅ではよく見られます。

子共の遊び場やお昼寝、洗濯物を畳んだり、時にはお客様に

泊って頂いたりと、リビングとつながる和室はリビングの一部でもあり、

しっかりと「和室」でもあります。



(シンプルモダンな大壁和室が今は多いです)

  

(縁の無いタタミで素材も和紙を使ったもの等が人気があります)

 

都会の住宅事情とライフスタイルの変化で和室も昔より変わってきていますが、

住む人がくつろいだり多目的に利用出来る部屋として重要な位置を占めています。

 

これから新しいモデルハウスの工事が始まりますが、モデルハウスにも

和室はつくられます。 完成したら、こっそりゴロンと寝転んでみたいと

思っています(*^-^*)